普通教科

国語（日本語）を知らなければ、この冊子に書かれている文を読むことも理解することもできません。様々な知識を持たなければ、技術も科学も自分のものにならないのです。得意な分野の知識をのばすため、まず「国語」を使いこなせるようになってください。

人類の歴史を様々な角度から斬り、グローバルな視点から見る力・考える力をつけて、近視眼的な態度を捨てる。そして、歴史にも法則があることを感じ取り、現代社会に類推する。今こそ、科学技術教育と連動し、思考・判断を重視した新しいタイプの教育をめざします。

本校の数学は、1、2年では共通履修になっています。３年では進路に応じて選択科目として履修でき、普通高校と同じ内容を学ぶことができます。数学の基礎学力の習得をめざし、将来、理工系のどんなコースへ進んでも対応できることを目標としています。

物体が動いたり、止ったり、振動したり、温度が変化したり…等を「物理変化」と言います。その原因をつきとめるのが「物理」の勉強です。具体的には、力の作用、光や音のもつ現象、電気や磁気の性質、原子の構造などを学ぶことになります。

私たちの身のまわりはすべて化学物質でできています。化学は身近な物質の性質や化学変化にかかわる法則の原理を学んでいきます。化学の基本的な概念を学ぶことで、科学的な探求力、論理的な思考力を身につけましょう。

グローバル化著しい今の社会に求められるものは、言語や文化に対する理解、そして外国語を使って理解し表現する能力です。科学技術系人材の素養の一つとして、「英語」は重要なツールです。相手を理解し、自分の考えを発信する力を身につけるために、トレーニングをしていきましょう。

健康教育・スポーツ活動を通して、協調性・積極性・自主性・指導性を身につけ、併せて健康・スポーツ活動を科学的に分析研究する初歩的態度を習得させることを目的としています。

芸術の教科は、音楽・美術・書道の３科目のなかから選びます。それぞれ実技を中心に授業を行います。

家庭基礎では、自分のこだわりを大切にし、自分らしさを生活の中で表現することも含めて自分の人生とその日々の生活をデザインすることを学んでいきます。高齢者擬似体験や妊婦擬似体験を通して、相手の立場に立って思いやることの大切さも学びます。